パン隊員のデイトレ道場 第1戦|SREホールディングス(2980)実戦トレード記録

パン隊員のデイトレ道場 第1戦 SREホールディングス 2980 実戦トレード記録

「パン隊員のデイトレ道場」第1戦の記録です。銘柄はSREホールディングス(2980)。このシリーズは、隊長が実際に行ったデイトレードを1回ずつ取り上げ、隊長本人の判断と、パン隊員がTradingViewで確認したチャート上の事実を分けて振り返る実戦記録です。

第1戦は、隊長にとって初めての信用取引でした。チャートを見て判断した部分に加えて、初めてだからこそ起きた注文の操作ミスも、隠さずに記録しています。

この記事は、隊長本人の判断(ラベル付きの枠で表示)と、パン隊員がチャート画像から確認した事実を分けて構成しています。特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

目次

今回のトレード

銘柄SREホールディングス(2980)
日付2026年9月14日
取引信用買い(デイトレード)
数量500株
IN2,216円
OUT2,262円付近(分割して決済)
結果勝ち
実現損益+20,400円
実現損益は、この1戦の返済損益の合計(楽天証券の実現損益履歴)。信用取引の操作ミスによる損失(−2,290円)を含みます

まずは売買位置を確認

最初に、5分足で「どこで入って、どこで出たか」を見ておきます。

SREホールディングス(2980)5分足チャート。青の水平線=IN 2,216円、赤の水平線=OUT 2,262円付近、2本の縦線の間=今回のトレード期間(2026年9月14日)。TradingView
SREホールディングス(2980)5分足チャート(TradingView、2026年9月29日作成。タップで拡大)
チャート上の線意味
青い水平線IN(2,216円)
赤い水平線OUT(2,262円付近)
2本の縦線2本の間が、今回トレードした期間(9月14日の取引時間)

2,216円で500株を信用で買い、同じ日のうちに2,262円付近で決済しました。この2つの価格の間の値動きが、今回のトレードの中心です。

チャートは2026年9月29日に作成したため、右側にはトレード後(9月15日以降)の値動きも写っています。

隊長はなぜ2,216円で入ったのか

隊長は、大きな時間軸から小さな時間軸へ順にチャートを見ていました。まず、隊長本人の判断をそのまま載せます。

資産防衛隊 隊長のイラスト(確認ポーズ、上半身)

隊長本人の判断

「ただ今回はほぼデイトレ感覚で見ていたので、実際のエントリー判断では4時間足と1時間足を重視した。」

「4時間足と1時間足、2つの時間軸で確認できたことがエントリーのきっかけになった。2,216円で500株を買建した。」

ここからは、隊長が見た時間軸の順に、月足→4時間足→1時間足→5分足とチャートを確認していきます。

月足:まず大きな位置を確認

隊長が見ているポイント

「まず大きな流れとして、月足は三角形の中で収束しているような形に見ていた。」

SREホールディングス(2980)月足チャート。青の水平線=IN 2,216円、赤の水平線=OUT 2,262円付近。TradingView
SREホールディングス(2980)月足チャート(TradingView、2026年9月29日作成。タップで拡大)
資産防衛隊 パン隊員のイラスト(分析ポーズ)

パン隊員の確認
「月足には、隊長が引いた白い斜めの線が2本あるよ。上の線は2021年の高値から右下がり、下の線は安値をつなぐ右上がりで、2本の間はだんだん狭くなっている。チャートを作った時点の株価は2,306円で、下の線のすぐ近く。INの2,216円とOUTの2,262円も、この下の線の近くだね。25か月移動平均線(約3,168円)と75か月移動平均線(約3,855円)は、どちらも株価より上。MACDはシグナルより下で、ゼロより下の位置。RSI(14)は41.25だよ。」

「三角形の中で収束している」というのは、隊長本人のチャートの見方です。画像では、2本の線の間が狭くなっていく形と、株価が下の線の近くにあることが確認できます。一方で、長い期間の移動平均線は株価より上にあり、MACDもマイナス圏にあるため、月足の流れが上向きに変わったことを示すものではありません。

4時間足:エントリー判断の中心

隊長本人の判断

「4時間足を見ると、RSIとMACDの両方が、下落してきたところからちょうど回復しそうな形に見えた。」

SREホールディングス(2980)4時間足チャート。青の水平線=IN 2,216円、赤の水平線=OUT 2,262円付近、2本の縦線の間=今回のトレード期間。TradingView
SREホールディングス(2980)4時間足チャート(TradingView、2026年9月29日作成。タップで拡大)

パン隊員の確認
「4時間足で、トレードした9月14日の前後を見るよ。MACDは9月上旬からマイナス圏で下がっていたけど、トレードの頃は下げ止まりかけていて、ヒストグラムの赤いバーも短くなっていた。RSI(14)は9月中旬に30付近まで下がったあと、上向き始めたところだね。隊長の「下落してきたところから回復しそうな形」という見方と、画像の形には重なる部分があるよ。」

パン隊員の確認
「ただ、同じ4時間足では、株価は25本・75本・200本の移動平均線のすべてより下にあって、75本と200本は右下がりだった。2,300円台前半を通るゆるやかな右上がりの白い線も写っていて、トレードした時の株価はこの線より下。大きな流れはまだ下向きだったことも、チャートからは確認できるね。」

1時間足:もう一段確認

隊長本人の判断

「さらに1時間足でも、RSIが綺麗に反発しそうなラインにいた。」

SREホールディングス(2980)1時間足チャート。青の水平線=IN 2,216円、赤の水平線=OUT 2,262円付近、2本の縦線の間=今回のトレード期間。TradingView
SREホールディングス(2980)1時間足チャート(TradingView、2026年9月29日作成。タップで拡大)

パン隊員の確認
「1時間足では、9月11日の取引開始の時点で、株価が前日の2,260円前後から大きく下がっているよ。11日と14日の午前は、2,205〜2,230円あたりで横ばい。RSI(14)はこの間、30前後の低い位置にあって、14日に上向いている。MACDもマイナス圏の底のあたりから上向きかけていた。移動平均線は3本とも株価より上だね。14日には大きな陽線が出て、株価は2,262円付近まで上がっている。」

隊長は、4時間足だけで判断せず、1時間足でもRSIを確認していました。「4時間足+1時間足」の2つの時間軸で確認できたことが、今回のエントリーのきっかけです。

5分足:実際のINからOUTまで

5分足は、記事の最初に載せたチャートです。2本の縦線の間が、9月14日の取引時間です。

資産防衛隊 パン隊員のイラスト(ポイントを示すポーズ)

パン隊員の確認
「9月14日の午前は、株価が2,215〜2,232円あたりで動いていて、昼ごろには2,213円付近まで下がった。後場が始まると大きな陽線が続いて2,255円前後まで上がり、そのあとも上昇が続いて、赤い2,262円の線を上に抜けているよ。この日は大引けにかけて2,270円前後まで上がった。RSI(14)は後場の急上昇で一時80付近まで上がり、そのあとは60〜70のあたり。黄色の線(200本の移動平均線)は右下がりで、株価は後場の途中でこの線を上に抜けているね。」

チャートの画像からは、隊長が決済した正確な時刻は分かりません。2,262円付近は、後場の上昇の途中にあたる価格帯です。

なぜ2,262円付近で売ったのか

資産防衛隊 隊長のイラスト(電卓とクリップボードを持つポーズ、上半身)

隊長本人の判断

「今回が初めての信用取引だったこともあり、持ち越すのは怖かった。だから最初からデイトレと決めていた。」

「予想していた方向へ株価が上昇した。後場までは、チャート的にはまだ上がりそうと判断して保有した。」

「後場に入ってから、最終的に5分足まで確認した。そこで一時的な天井と判断して、2,262円付近で売却した。」

隊長は、エントリーの前から「今回は持ち越さない」と決めていました。値動きを後場まで見たうえで、最終的には5分足を確認して、一時的な天井と判断して決済しています。

パン隊員の確認
「結果として、この日の株価は決済のあとも2,270円前後まで上がり、翌15日は2,300円を超えて始まっているよ。ただ、今回は最初からデイトレと決めていたトレードだから、翌日の値動きは今回の判断の対象外。決済のあとに株価が上がったことは、その場の判断が間違いだったという意味ではないし、正しかったという証明でもないよ。」

初めての信用取引で起きた操作ミス

ここからは、チャートの判断とは関係のない部分です。

隊長は、2,216円で買った500株のうち、300株だけを先に決済しようと考えていました。

🔥 隊長の本音

「500株のうち300株だけ返済売りしてみよう。」

ところが、注文の操作を間違えて、「返済売り」(持っている買い建玉を売って決済する注文)ではなく、「新規売建」(新しく株を借りて売る、いわゆる空売りの注文)を出してしまいました。300株を2,260円で、意図せず空売りした形です。

内容
本来やろうとしたこと買建500株のうち300株を返済売り
実際に出した注文300株を2,260円で新規売建(意図しない空売り)
気づいてからの対応300株を2,265円で買い戻して決済
この部分の返済損益−2,290円
資産防衛隊 パン隊員のイラスト(注意ポーズ)

パン隊員の確認
「この2,260円の空売りは、株価が下がると予想して出した注文じゃないよ。チャートの判断とは関係のない、完全な操作ミス。信用取引の注文画面では、同じ「売り」でも「返済」と「新規」を選ぶ必要があるんだ。」

この失敗も第1戦の記録の一部として、そのまま残しています。

第1戦の結果

内訳返済損益
本来の買建(500株)の返済+9,615円/+4,380円/+8,695円(小計 +22,690円)
操作ミス(300株の新規売建→買い戻し)−2,290円
合計(第1戦の実現損益)+20,400円
出典:楽天証券WEB版の実現損益履歴(隊長本人が確認)

一連の建玉をすべて決済した時点の合計実現損益が+20,400円のため、第1戦は「勝ち」として記録します。途中に操作ミスによる損失が含まれていても、デイトレ道場では1戦全体の合計で勝ち・負けを記録します。

パン隊員の客観チェック

利益が出たことと、エントリーの判断そのものが良かったかどうかは、別の問題です。パン隊員が、チャートから確認できる範囲で整理しました。

良かった点

  • 月足→4時間足→1時間足→5分足と、大きな時間軸から小さな時間軸へ順に確認していた
  • 4時間足と1時間足の2つの時間軸で、RSIなどの形を確認してから入っていた
  • 「持ち越さない」と最初に決め、その日のうちに決済していた

判断材料として弱かった部分

  • 4時間足・1時間足とも、株価は移動平均線3本のすべてより下にあり、大きな流れは下向きだった
  • 月足では、MACDがシグナルより下のマイナス圏にあった
  • RSIやMACDの「回復しそう」は形の見方であり、そのまま下がり続けることもある

結果論になっている可能性

今回は、後場が始まってからの大きな上昇で利益が出ました。この上昇がなければ、同じ判断でも結果は違っていた可能性があります。利益が出たことだけで、判断が正しかったとは言えません。

リスクと改善できる部分

  • 記録には、株価が下がった場合にどこで損切りするかの基準が残っていません。9月11日の安値(2,200円前後)を下回った場合にどうするかを、入る前に決めて記録しておくと、振り返りやすくなります
  • 信用取引では、相場の動きによっては差し入れた保証金以上の損失が出る可能性があります
  • 注文を出す前に、「新規」か「返済」か、「買い」か「売り」かを確認する手順を作ると、今回のような操作ミスを防ぎやすくなります
資産防衛隊 パン隊員のコメントイラスト

パン隊員の確認
「ボクがやっているのは、隊長のトレードを後からチャートで確認することだよ。同じ形になれば次も上がる、という意味ではないからね。」

隊長が第1戦で学んだこと

信用取引の注文の操作

初めての信用取引で、300株を返済売りするつもりが、新規売建を出してしまいました。同じ「売り」の注文でも、「返済」と「新規」では意味がまったく違うことを、実際の取引で経験しました。

デイトレ向けの信用取引

実際に信用取引をしたことで、隊長は、デイトレードの場合に金利がかからない取引方法があることを知りました。

資産防衛隊 隊長のイラスト(注意を促すポーズ)

🔥 隊長の本音

「この時に知って、失敗したと思った。」

制度の説明(楽天証券「いちにち信用」)

  • 一般信用取引の一種で、返済期限は当日中。当日中に返済されなかった建玉は、原則として翌営業日に強制決済されます(強制決済の手数料は2,200円・税込)
  • 取引手数料は0円、金利・貸株料は買建・売建ともに0%
  • 特別空売り銘柄を売建する場合は、別途「特別空売り料」がかかることがあります
  • らくらく信用取引口座では利用できません

出典:楽天証券「一般信用取引『いちにち信用』」(2026年9月29日確認)。条件は変更されることがあるため、最新の内容は楽天証券の公式サイトでご確認ください。

実際に取引して初めて分かったこと

第1戦では、チャートの判断とは別に、注文の出し方や取引の種類の選び方も結果に関わることが分かりました。チャートを読むことと、注文を正しく出すことの両方が、実戦では必要になります。

今回の振り返り

入った理由4時間足のRSI・MACD、1時間足のRSIを確認(隊長本人の判断)
出た理由持ち越さないと決めていたため当日中に。5分足で一時的な天井と判断(隊長本人の判断)
チャート上の注意点移動平均線はすべて株価より上で、大きな流れは下向きだった
操作ミス返済売りのつもりが新規売建(−2,290円)
結果勝ち +20,400円

次の戦に持ち越すポイント(パン隊員の整理)

  • 注文前に「新規/返済」「買い/売り」を確認する
  • 入る前に、損切りの基準と決済の目安を記録しておく
  • デイトレと決めた取引で使う信用取引の種類を、事前に確認しておく

利益が出たトレードでも、振り返ると反省点があります。デイトレ道場では、成功も失敗もそのまま記録し、次のトレードに活かしていきます。

注意事項

  • この記事は、隊長個人の実際のトレード記録です。特定の銘柄の売買を推奨するものではありません
  • チャートは将来の値動きを保証するものではありません。同じ形・同じ判断で、同じ結果になるとは限りません
  • 信用取引は、差し入れた保証金を上回る損失が生じる可能性がある取引です
  • 投資に関する最終判断は、ご自身の責任で行ってください。詳しくは免責事項をご確認ください
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